予算的に新築が厳しければ中古住宅も視野に入れる
注文住宅を購入しようとしていた場合でも、予算的に厳しいという人もいるでしょう。
注文住宅の場合には土地も必要になります。特に都市部の場合には地価が高いため、土地を購入するだけで精一杯というケースも少なくありません。
そこで、新築が厳しければ中古住宅も視野に入れて検討してみることをおすすめします。
中古住宅は前の持ち主が、何らかの事情で手放した住宅です。手放す事情はさまざまで、気に入らなくて手放す人はそれほど多くありません。
金銭的な事情や転勤などを理由に手放すケースが多いです。そのため、中古とは言っても、素敵な住宅がたくさんあります。
オシャレなデザイン住宅や素材にこだわって作られた住宅も中古として売りに出されているかも知れません。
中古住宅の価格は、築年数によって大きく異なりますが、概ね新築時の価格の1割から5割程度安くなります。良い物件はすぐに買い手がついてしまうため、希望に合った形の中古住宅を探し当てるには運も大きく左右するでしょう。
中古住宅のメリット
中古住宅を購入する際には、不動産仲介業者に紹介してもらうケースが多いです。
新築住宅と異なり、既に現物があるため、実際に現地に行って見てみることができます。
間取りと築年数で想像していたのと、やや異なると感じる人も多いです。実物を見られるという点が中古住宅を購入する1つのメリットだと言えるでしょう。
また、新築住宅の場合には、ハウスメーカーや工務店の人たちと何度も打ち合わせをしなければなりません。
これがけっこう面倒だと感じる人もいるでしょう。この点、中古住宅を購入するのであれば、細かな打ち合わせをしなくてもいいこともメリットとして挙げられます。
そして、中古住宅購入の際には多くの場合、消費税がかかりません。その理由は、売主が一般の個人であるためです。
住宅のような金額の大きな買い物においては、消費税がかからないのは大きなメリットと言えます。
ただし、不動産業者から購入する場合には、一般の個人ではないため、消費税がかかってしまいます。