インテリアで工夫を凝らす
狭小住宅は面積が狭いため、インテリアを飾って部屋をオシャレに彩るのは難しいと思っている人も多いでしょう。
しかし、実用性の高いインテリアを飾ることで、室内をオシャレに彩ると同時に、住み心地も良くすることができます。
狭小住宅ならではのインテリアも多いです。
まず、テレビを置くスペースに困ることもあるでしょう。
テレビはリビングに置く家が多いですが、狭小住宅の場合にはリビングに高さの低い仕切り壁を設けて、そこに埋め込むような具合で取り付けるといいかも知れません。
通常の壁ではなく低い仕切り壁にすることで、開放感を出すこともできます。テレビも場所をとらずに置けるでしょう。
開放感を出す工夫としては、2階や3階にスノコ床を作るのもいいでしょう。
上の階にオシャレなトップライトを設置して、そこから注ぎ込まれる日光がスノコ床を通って下の階にも届きます。
住宅が密集している地域でも、1階部分に十分な日光が当たるのです。
収納スペースを確保する
狭小住宅で大事なことは、居住スペースと収納スペースを確保することです。
そのためには、少し空いた隙間などを有効に使わなければなりません。インテリアを置くスペースなんて確保できないと思っている人も多いですが、インテリアと収納スペースを兼ねるものを設置するといいでしょう。
例えば階段の下のスペースを有効に使っている狭小住宅が多いです。
階段の1つ1つの段に、引き出しを取り付ければ、タンスとして使うことができます。
引き出しの代わりに、階段の横から物を出し入れできる棚を作るのもいいでしょう。
隙間を収納スペースとして有効活用し、インテリアとしても機能していることになります。
1階の天井と2階の床との間にスペースを設けて、そこを本棚代わりにするといったアイディアもあります。
実用的なのはもちろんのこと、見た目にもオシャレに見えるでしょう。他に、ロフトを作って収納スペースを確保したり、インテリアを置いたりしている狭小住宅も多いです。